環境変数の設定方法は OS により異なります。ここでは、各 OS 毎に環境変数の設定方法について説明します。
■Windows 7
・環境変数ウィンドウの開き方
[スタート]メニュー→[コントロールパネル]→[ユーザアカウント]を選択した後、左下に表示される[環境変数の変更]を選択します。
・環境変数の編集方法
ウィンドウにある各ボタンの説明は以下のとおりです。
[新規]ボタン：環境変数を新規作成します。変数名／変数値の組み合わせで設定します。
[編集]ボタン：既存環境変数を編集します。
[削除]ボタン：既存環境変数を削除します。
Path 変数の設定例
%systemroot%\system32;%systemroot%;c:\program files\matlab\r2008a\bin\win32
注意
フォルダパスをセミコロン(;)で区切る。先頭にあるパスの方が優先度が高い。
※ 変数値の設定方法は変数毎に異なります
・ユーザ環境変数とシステム環境変数
システム環境変数の編集には管理者（Administrator）権限が必要です。
ユーザ環境変数 ：特定のユーザにだけ適用される環境変数
システム環境変数 ：システム全体で適用される環境変数
・再起動の有無
Windowsを再起動しなくても、新しい環境変数の設定が有効になります。ただし、新しい環境変数をアプリケーションに反映させるためには、アプリケーションの再起動が必要になります。
■Windows Vista
・環境変数ウィンドウの開き方
1. [スタート]メニュー→[コントロールパネル]→[システム]→[システムの詳細設定]を選択します。
2. [詳細設定]タブをクリックし、[環境変数]ボタンをクリックします。
・環境変数の編集方法
Windows 7 と同じです。
・ユーザ環境変数とシステム環境変数
Windows 7 と同じです。
・再起動の有無
Windows 7 と同じです。
■Windows XP
・環境変数ウィンドウの開き方
1. [スタート]メニュー→[コントロールパネル]→[システム]を選択します。
2. [詳細設定]タブをクリックし、[環境変数]ボタンをクリックします。
・環境変数の編集方法
Windows 7 と同じです。
・ユーザ環境変数とシステム環境変数
Windows 7 と同じです。
・再起動の有無
Windows 7 と同じです。
■Windows 2000
・環境変数ウィンドウの開き方
1. [スタート]メニュー→[設定]→[コントロールパネル]→[システム]を選択します。
2. [詳細]タブをクリックし、[環境変数]ボタンをクリックします。
・環境変数の編集方法
Windows 7 と同じです。
・ユーザ環境変数とシステム環境変数
Windows 7 と同じです。
・再起動の有無
Windows 7 と同じです。
■Windows NT 4.0
・環境変数ウィンドウの開き方
1. [スタート]メニュー→[設定]→[コントロールパネル]→[システム]を選択します。
2. [環境]タブをクリックします。
・環境変数の編集方法
[設定]ボタン ： 環境変数の新規作成／既存環境変数の編集を行います。
[削除]ボタン ： 既存環境変数を削除します。
・ユーザ環境変数とシステム環境変数
Windows 7 と同じです。
・再起動の有無
Windows 7 と同じです。
■Windows Me
・環境変数ウィンドウの開き方
1. [スタート]メニュー→[プログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[システム情報]を選択します。
2. [ツール]メニュー→[システム設定ユーティリティ]を選択します。
3. [環境]タブをクリックします。
・環境変数の編集方法
Windows 7 と同じです。
・再起動の有無
新しい環境変数の設定を有効にするには、Windowsを再起動する必要があります。
■Windows 95 / 98
・環境変数の編集方法
システムドライブ(通常C ドライブ)下のautoexec.bat（C:\autoexec.bat）をメモ帳などのテキストエディタで開き、環境変数設定コマンドを記述して保存します。Windowsのデフォルト設定では、拡張子.batのファイルはエクスプローラで表示されないようになっていますので、隠しファイルを表示できるようにエクスプローラのオプション画面を変更してください。
・再起動の有無
Windows Meと同じです。
